食の芸術と伝統の和菓子

目と舌で感じる芸術品

食というのはやはり身近にある芸術の一つです。
盛り付けの色彩はもちろん、味覚で味わう感動は芸術の定義そのものと言えます。
これはどんな有名な料亭や旅館の食事であっても、ファミリーレストランのメニューやコンビニエンスストアの弁当であっても、各家庭の食卓であっても同じことが言えます。

普通、食事を作る者は、食べる人のことを考えて作る物です。
栄養バランスや体の健康のことであったり、見た目の彩りであったりももちろんですが、何と言ってもおいしいと思ってもらえるかというのは誰しもが同じではないでしょうか。

作り手と食べる側の相互の関係、そして食べる側が喜び感動する、これは日々日常で感じることができるもっとも身近な芸術です。
それと共にあらためて作り手に感謝してみてはいかがでしょうか。

伝統の技が光る和菓子

食自体が芸術というのは先に述べたとおりですが、芸術品とかアートとか言えるべきものとして和菓子があります。
古くは明治・江戸時代以前から伝わる物もあり、その時代背景を含めて感じ楽しめるものと言えます。

中でも代表的なものとして工芸菓子があげられます。 工芸菓子は江戸時代の大奥にて町人から献上された「献上菓子」が元になっていると言われています。
砂糖をはじめとした素材に様々な色や彫刻を施して、主に花柄など見た目に美しい鮮やかな柄が好まれました。

以降、様々な職人が技術や工夫を凝らし、今では多くの和菓子店で現代の工芸菓子として生き続けています。
見た目に美しいのはもちろんのことながら、大きさや素材、香りや食感に至るまで感動できるような和菓子は、まさに芸術と言える食の文化です。


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